マタニティママが語る避妊薬

出生前診断の種類と費用

出生前診断とは、出生前に行われる胎児の健康診断をも含めた胎児診断の総称ですが、現在の基準としては、妊娠中に胎児が何らかの疾患をもっていると思われる場合に、その正確な病気を知る目的で出生前に遺伝学的検査をおこない、診断することとなっています。

この出生前診断では、胎児の遺伝子を調べることにより、染色体の異常による病気や先天性の病気、奇形などを患っているかがわかります。

妊娠前に避妊薬やピルを服用していた場合や、遺伝的に胎児に異常が出る可能性がある場合などに検査することができます。

出生前診断の種類には、一般にエコーとよばれる超音波断層法、母体血清マーカー検査、羊水検査、絨毛検査、新型出生前診断(NIPT)などがあります。

女医

超音波断層法では、おなかの外から超音波を当てて、胎児の形の異常を見つけます。

母体や胎児に対して安全で妊娠初期の早い段階で受信可能なうえ、3Dエコーや4Dエコーの立体画像による検査など非常に細部まで検査をすることができるようになりましたが、機能的な異常や染色体異常を直接検査することはでないため、ダウン症の場合の75%~80%程度の精度となっています。

エコーは通常の妊婦健診でも行われているので、特別費用はかかりません。

母体血清マーカー検査では、母体の血液中に入ってくる、胎児や胎盤が作り出した血液のホルモンやタンパク質を測定して、その濃度から18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)、開放性神経管奇形の確率を計算するもので、異常の指標となる検査項目を組み合わせてより精度を高めた検査です。

母体の採血だけなので母体へのリスクは少なく、胎児へのリスクはないと言えますが、検査結果は確率で表現され、80%~85%程度の精度となっています。費用としては、健康保険が適用されないため自費となり、1~3万円程度かかります。

羊水検査は、母体のおなかに針を刺し、胎児の尿や胎児の細胞が含まれた子宮内の羊水を採取し、胎児の細胞成分の分析をする検査です。

細くて長い針を母体の奥まで刺すため、胎児の死亡、子宮の収縮や感染症などによる流産、破水、出血などのリスクが伴いますが、99.9%の高い精度があります。費用としては、健康保険が適用されないため自費となり、6~15万円程度かかります。

絨毛検査は、子宮頚部からカテーテルを挿入または、母体のおなかに針を刺して胎盤の中の小さな構造である絨毛を採取し、染色体の検査を行います。

出血、流産、破水、子宮内感染などのリスクが伴いますが、99.9%の高い精度があります。費用としては、健康保険が適用されないため自費となり、10~15万円程度かかります。